最高のLove song~君に伝える愛の歌~
私の悲鳴を聞きつけたスタッフが、

たくさん集まってきた。

・・・

女の子は、どこかへ連れて行かれた。

・・・

「詩音、早く、病院行かないと」

スタッフが声をかけた。

でも詩音は、微笑んで首を振った。


「タオルで押さえてれば、

そのうち止まる。そんな事より、

鈴奈の演奏を聞きに来たんだ」


詩音の言葉に、その場が一瞬静かになった。
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