最高のLove song~君に伝える愛の歌~
スタート時間を少しオーバーして、

リサイタルが始まった。

・・・

一曲一曲が終わる度に、

一番後ろに座っている詩音を見た。

・・・

詩音はにこやかな顔をして、

私に手を振ってくれた。

・・・

血の割に、

ケガは大したことないと思った。

そう思うと、少し安心した。


・・・

すべての演奏が終わり、

一旦舞台袖に・・・

アンコールの声で、

私はもう一度ステージに上がった。


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