最高のLove song~君に伝える愛の歌~

鈴奈side

ママたちが早く帰ってきたから、

CDデビューの話し、しそびれちゃった。

・・・

しばらくして、

そろそろ寝ようかと思ってベッドに入ったら、

携帯が鳴りだした。


「もしもし」


「オレ、詩音だけど」


「ワッ。電話くれたんだ。ありがとう」


「さっき、何か話したそうだったから」



・・・

私の事、

ちゃんと見ていてくれたんだと思うと、

凄く嬉しかった。


「うん…実はね?」

「何何?」

「詩音が見てたテレビ、

音楽関係者の人が見てて、

CDデビューすることになったの」


「マジで?!スゴイじゃん」


詩音はすごく喜んでくれた。


「大丈夫かな?」

少し不安な声が出た。
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