最高のLove song~君に伝える愛の歌~
ママが知り合いに頼んでくれたおかげで、

入手困難だというコンサートチケットが、

手に入った。


・・・

気を取り直して、

学校に行こう。

・・・

私は、音楽学校に通っていた。

準備ができて、

玄関を出た時だった。


突然携帯が鳴り始めた。


「もしもし」

「おはよう」


この声は、私の好きな詩音の声。


「どうしたの?こんなに朝早く」

「今から仕事なんだけどさ、

その前に、鈴奈の声が聞きたくて」

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