最高のLove song~君に伝える愛の歌~
嬉しくて、自然と笑みがこぼれた。

「私も、詩音の声が聞けて嬉しい」


「本当?」


「うん。だって、詩音のその澄んだ

声が大好きだから」


「それって告白?」

クスッと笑った詩音が私に聞いてきた。


「ち、違うよ・・・」

慌てて否定した。

・・・

好きだけど、この気持ちは、

言わないと決めていたから。

「違うのか…寂しいな」


「え?」

「オレは、鈴奈の事・・・」

…ウソ、だよね?


私の胸が高鳴った。
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