最高のLove song~君に伝える愛の歌~
「君、即興でピアノ弾けるんでしょう?」


岳の言葉に、

少し同様子ながら頷いた鈴奈。


「I miss you って歌、弾ける?」


…それは、

オレが何度か聞かせたことのある歌だった。


「・・・たぶん」


再びマイクを持った岳は、


「この子が、ピアノ演奏をしてくれます。

って言っても、キーボードなんだけど」


岳は、鈴奈の手を引いて、

キーボードの前に座らせた。


「間違えてもいいから」

微笑んだ岳は、俺らのとこに戻ってきた。

「岳、やりすぎじゃないか?」

「いいじゃん。あの子も、

芸能人と一緒でしょ?鈴奈お願い」
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