最高のLove song~君に伝える愛の歌~
オレは、鈴奈を追いかけた。

・・・

その後を、翔真が追いかけてきた。

「おい、どうしたんだよ?」

肩を掴んだ翔真は、

心配顔だった。


「翔真…悪い」

「え?」

「今日の打ち上げ、

体調が悪いから欠席にしといてくれよ」


「事情は?」

「また今度」

ため息をついた翔真は、笑顔で

オレの背中を押した。

「ちゃんと聞かせろよ?行け」

「…サンキュ」

オレは鈴奈を追いかけた。
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