最高のLove song~君に伝える愛の歌~
・・・

家には行かず、

・・・

着いたところは、あの海だった。


「…鈴奈」


鈴奈の後姿が見えた。


オレはそっと、後ろから、

鈴奈を抱きしめていた。

・・・ポツッ。

腕に滴が、落ちてきた。



「鈴奈、話があるんだ」

涙を拭った鈴奈は、笑顔だった。


「私は慣れっこだから、

もう会わなくても大丈夫・・・

だから・・・」

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