最高のLove song~君に伝える愛の歌~
私はそっと、詩音の顔に触れた。

「どうした?」

「詩音が、どんな顔して話してるのか、

触ることでしか、確かめられないから」


…詩音が笑顔になった?


「そうやって、触れてくれるのが、

どんなに嬉しいかわかる?」


「え?」

「いつも、オレの顔に、

優しく触れてくれるだろ?」


「うん」


「鈴奈がすぐそばにいてくれるって、

実感できるから、凄く幸せなんだ」


・・・そんなこと、

思ってくれてたんだ。
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