最高のLove song~君に伝える愛の歌~
仕事が終わったのは、

0時が過ぎていた。

…ふと目に留まった携帯。

着信を知らせるランプが光っていた。


留守電を聞いた。

『もしもし・・・さっきはゴメンね。

友達が変なこと言って・・・


詩音に会いたいよ。


いつまでも待ってるから、

あの海に来て』



そこで切れた。


もう、0時。

こんな時間まで、鈴奈があの海にいるはず

ないと思っても、

オレの足は、

あの海に向かっていた。
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