ブスな彼女
バイトの帰りに2人でウロウロするのが当たり前のようになってきた。


今日は中古屋へ…2人でゲームを物色中。


「この前出たゲーム欲しいんだよね~。」


彼女の視線は新作ゲームのポスターを見ている。


「あっ、俺持ってる。」

「え──、貸して!」

目をキラキラさせて上目遣いでお願い…。

「貸せるか!」

シュンとうなだれる真央。
「だよね~。」


「………家来る?」


なんてね…。
「いいの !?」


えっ…お前こそ…いいのか…?


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