ブスな彼女

気づいた思い

テレビの前でゲームに集中している真央。


何の警戒心もなく家に入った…。

「お前…男の家に軽く入んなよ…。」

飲み物をテーブルに置いてやる。


「何で? 私なんかをどうこうしようなんて人いないよ。」

手を振ってケラケラ笑ってる。


「あっ!今更だけど…彼女に悪いかも…。」


真面目な顔で帰り支度をし始めた。


「いねぇーから…、って言うか警戒心もてよ、女なんだし…。」


またケラケラと笑う真央。

「光輝君だし。友達でしょう?」


< 28 / 58 >

この作品をシェア

pagetop