ブスな彼女


「2人の時は恋人な?抱きしめていい?」


顔を赤くして頷く真央。

調子に乗った俺は…次々おねだりをする。

「髪に触っていい?」

「うん。」

「キスしていい?」

「うん。」

「抱いていい?」

「うん……ん?」


言われるまま頷いていた真央。

反論される前に全部してやる!


もう恋人だもんな?



「ひ、卑怯なり…。」

胸の前でバツを作る彼女…。


にっと笑って抱きしめた。


「好きだよ、真央。」
俺の最高ブス彼女。


End
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