無限センチメンタル
「あれ?彰人、顔色悪いぞ。大丈夫か?」

少し離れた所でドラムの調節をしていた慶吾が、俺の青白い顔を見て眉をひそめた。


「あー・・・。ちょっと寝不足ってゆうか、なんてゆーか・・・。」

どう説明したものか・・・と、俺は少し口篭る。

さっきまでケラケラ笑ってた司まで心配そうに顔を覗き込んでくるもんだから、俺はしかたなく2人に最近自分に起こる出来事を話すことにした。



・・・あの日、夢に出てきたアイツ。

所詮はただの夢。

二度と会うことはないだろう。

そう思っていた俺だったが、実はあの後にはまだ続きがあった。


あれからほんの数分後、俺はアイツとまさかの再開を果たすことになったのだ。

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