無限センチメンタル
・・・それにしても悪趣味だ。
こんなんじゃ女どころか、うかつに男友達すら呼べやしねぇ。
またひとつ、静かな部屋に溜息が積もる。
もともと物も少なくシンプルであったはずのこの部屋。
それが、まさかたった一日でこんな姿になり果てようとは・・・。
嫌でも目に入ってくる、部屋中に張り巡らされた御札の数々に、思わず苦笑いを浮べた。
まだまだ、それだけではない。
部屋の隅には塩が盛られ、机の上には魔よけの石、枕元には銀色に輝く十字架。
極め付けに、俺の首からはお守りが3つぶらさげられている。
こんなんじゃ女どころか、うかつに男友達すら呼べやしねぇ。
またひとつ、静かな部屋に溜息が積もる。
もともと物も少なくシンプルであったはずのこの部屋。
それが、まさかたった一日でこんな姿になり果てようとは・・・。
嫌でも目に入ってくる、部屋中に張り巡らされた御札の数々に、思わず苦笑いを浮べた。
まだまだ、それだけではない。
部屋の隅には塩が盛られ、机の上には魔よけの石、枕元には銀色に輝く十字架。
極め付けに、俺の首からはお守りが3つぶらさげられている。