無限センチメンタル
家に帰るとすぐにパジャマに着替えた。
いまどき小学生でもこんな時間に寝やしないだろ…。
そんな自分に少し、苦笑い。
つけっぱなしにしてたテレビから、9時のニュースが流れ出す。
電源を切ろうとリモコンを手にとると、
最近この辺りでおこっている連続失踪・殺人事件のニュースを読み上げる声が耳に入って来た。
そのショッキングな内容に思わずリモコンの上に乗せていた指が止まる。
その足で向かうのは、ベットの中。
だって早くあいつに名前、教えてやりたくて。
どんな顔して喜ぶだろう。とか。
これからはやっと名前で呼べるな。とか。
そんなコトを考えているうちに、ふわりふわりと白が舞い降りて。
俺は、夢の中にいた。
「あ・・・。」
相変わらず端っこで膝をかかえていた女、もとい怜が俺の姿を見つけて立ち上がる。
「お待たせ。」
俺の声も自然と優しくなる。
いまどき小学生でもこんな時間に寝やしないだろ…。
そんな自分に少し、苦笑い。
つけっぱなしにしてたテレビから、9時のニュースが流れ出す。
電源を切ろうとリモコンを手にとると、
最近この辺りでおこっている連続失踪・殺人事件のニュースを読み上げる声が耳に入って来た。
そのショッキングな内容に思わずリモコンの上に乗せていた指が止まる。
その足で向かうのは、ベットの中。
だって早くあいつに名前、教えてやりたくて。
どんな顔して喜ぶだろう。とか。
これからはやっと名前で呼べるな。とか。
そんなコトを考えているうちに、ふわりふわりと白が舞い降りて。
俺は、夢の中にいた。
「あ・・・。」
相変わらず端っこで膝をかかえていた女、もとい怜が俺の姿を見つけて立ち上がる。
「お待たせ。」
俺の声も自然と優しくなる。