キミと私の49日間 ~虹の端できっと・・・~
「ほら、行くぞ」


そう言われて、仕方なく着いていく



でもまあ、あそこにいる人と気が合えば、この生活から解放されるわけだし…


前にいる人に追いついたらしいあいつ…裕也が、後ろから声をかけている


裕也よりも後ろに着いていった私には、なんて声をかけたのか分からないけど


すると、なぜかこっちを見てくる裕也…



こっちなんか見てないで、自己紹介ぐらいすればいいのに


そこに立っている女の人は、後ろ姿しか分からない


でも、こちらを向いている裕也の顔はよく見える


ひとことで言うなら、不機嫌なんだと思う



なんでかは知らないけれど…
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