キミと私の49日間 ~虹の端できっと・・・~
私は、さっきみたいに亡くなった人が心残りなく″虹の端″に行けるようお手伝いをしている。
虹の端っていうのはね、
簡単に言うと、地上でもなくて天国でもない場所。
空にかかる虹を見たとき、虹の端っこってどこにあるか気にならない?
見えているのに、見えている場所に行ってもそこにはなくて、まだまだ遠くにある。
不思議でしょ?
その理由は、これから話す私の過去…
今とは、想像もつかないほど別人だったと自分でも思う。
キミのおかげで、今私は幸せなんだよ?
これは、1年前の話…