絡む指 強引な誘い 背には壁 Ⅳ
「あれは!! あれは言い方が悪くて、最初は4人でいたけど、2人帰って、残り2人って意味で!!」
『なるほど』
「なるほどって……。
……明日は会える?」
『明後日だな』
「明後日かあ……。一緒に住もうか? けどやっぱ、寂しいかな……」
香月は昔を思い出しながら言った。巽との同棲生活は、待つ時間が長すぎて、寂し過ぎる。
『今の生活なら、一緒に住んでも会う時間は大して変わらんだろう。それなら、ルームシェアで誰かといた方が安心できるだろ?』
「そっか……そうだね……」
『……そろそろ、寝るか?』
「うん、明日も仕事だし……」
『切るぞ』
「うん、おやすみ」
『なるほど』
「なるほどって……。
……明日は会える?」
『明後日だな』
「明後日かあ……。一緒に住もうか? けどやっぱ、寂しいかな……」
香月は昔を思い出しながら言った。巽との同棲生活は、待つ時間が長すぎて、寂し過ぎる。
『今の生活なら、一緒に住んでも会う時間は大して変わらんだろう。それなら、ルームシェアで誰かといた方が安心できるだろ?』
「そっか……そうだね……」
『……そろそろ、寝るか?』
「うん、明日も仕事だし……」
『切るぞ』
「うん、おやすみ」