COLORS〜君の色を見つけて〜









「妃奈、妃奈、起きろよ」
「っん……誰?」

「俺だよ」

「翼?」


目を開けるとそこには翼が立っていた


えぇえぇーー……


何でよくがあたしの部屋の中にいるの?!


「よっ翼、どうやってうちに入ってきたの‥‥?」

「鍵が開いてたから」



……鍵?

あたしちゃんと閉めたはずなんだけど……ってもしかしてこれ夢!!?




「ところで妃奈熱あるんだろ
大丈夫?」

「えっ、うっうんまあ大丈夫だよ」



本当は結構つらいけど心配かけたくなくて嘘をついた


「…嘘だ
だっておでこまだこんなに熱いじゃん」



翼があたしのおでこに自分のおでこを合わせた




〃〃〃〃〃〃〃顔が近くて恥ずかしくてもっと熱が上がっちゃうよ〃〃









ドサッ







え?
あたしは今翼に押したおされた


「翼?…」

「熱を直すにはやっぱりこれだろ」



えぇえぇーーーー
本日2回目又心の悲鳴がでた……


これってもしかして……

「待って翼、まっ、んっー」


翼に口をふさがれしゃべれない

これじゃ本当に翼とやっちゃうよ〃〃〃
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