COLORS〜君の色を見つけて〜








「おじゃましまーす」

「どうぞ
部屋ちょっとよごれちゃってるけどごめんね」

「へーき♪
妃奈の部屋はどこ?」

「真っ直ぐ行ったとこのかどだよ
先行って待ってて。飲み物もってく」

「おう!」




翼が来てくれたおかげであたしの中では風邪は忘れさられていた


まあ、楽でいいけどねっ!♪




「お待たせー
ココアでいい?

「さんきゅ」



翼の前にココアを置いたとどうじに翼に手首を引っ張られた



「っん…〃〃」



久しぶりに感じる翼の唇

体の全部が熱い



又熱がでてきちゃうよ〃〃




「よ..くかぜ..うつっちゃう..」


そう言ってもなかなか離してくれないのが翼だ


「んーーーよく〃〃」



そろそろ限界だよ
熱のせいでもっとやばい



もうやばいっと思ったとき唇は離れた



「もう翼の馬鹿
風邪移っちゃうじゃん」

「今日ずっとお前にキスしたいって考えてた
こんな俺って馬鹿?」


「うん
超馬鹿♪(笑)」


「えーーひどくね(泣)」









でもね馬鹿だしキスの事しか考えてない大馬鹿だけど、今日だって心配して来てくれたそんな優しい翼が大好きなんだよ
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