体で伝える愛言葉
定期検診から戻って、私たちは家でまったり。


私の誕生日に籍を入れに行く予定。


私が出産するまで、私の家で過ごすことになった。


「赤ちゃん元気かな~。」


廉斗は、私の膝の上に寝転がって、おなかをなでる。


「元気だよ。」


「そういや、名前考えないとな。」


「なまえかぁ~。」


「男の子だったら、廉、女の子なら鈴」


「廉斗の廉に花梨の鈴てか?」


「それもあるけど、響きが好きなんだよね~。」


「鈴かぁ~涼しそうだな。」


なにをにやにやしてるんだか。


「花梨は、どんな子に育ってほしい。」


「どんな子でもいい。私みたいに幸せになってくれたら。」


「俺も~。」


親が真っ先に願うのは、子供の幸せ。


そのためには、私たちがしっかり導いてあげなくちゃ。
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