体で伝える愛言葉
どんなにイライラしてても、凜の笑顔ですべてを許してしまう。


「凜~ミルクの時間だよ。」


凜は待ってましたとばかりに、ミルクを飲んでいる。


慎二が仕事に行っている間、暇だからと琴弥も遊びに来る。


「凛ちゃん食欲旺盛だね。」


「よく飲んで、よく寝て、大きくなりなよ。」


「花梨親バカ。うちらも早く子供作りたい。」


「そんなに焦らなくても、まだ若いんだからさ。」


「花梨おばさんみた~い。あんたホントに18歳?」


「うっさいなぁ。」


琴弥にからかわれて、苦笑いで返す。


琴弥と家で話して夕飯の買い出しに付き合ってもらうことになった。
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