蘭蝶Ⅲ【完】
千夏「…そんなわけないでしょ~?千夏がカンニングするわけないじゃ~ん。第一、大学卒業しててこんな問題簡単なんだから、カンニングする意味もないでしょ?」



千夏が反論した



桜「これもあたしの推測だけど、あたしと同じなのは嫌なんじゃないの?だから、あたしを下にしたくてこれを仕組んだ」



千夏「千夏はそんなことしないもん!第一、千夏がカンニングしたっていう証拠は!?無いでしょ!!」

桜「はぁ…だから、推測だって言ったんでしょ?ちゃんと話し聞けば?」



あたしの言葉に千夏が真っ赤な顔をして怒っている


周りに人いるから本性見せてないけどね



キ―ンコーンカーンコーン



「では授業を終わります」



それだけ言って、先生は逃げるように教室を出た



あたしは千夏を無視して机に戻る


今日は机は何もされなかった


靴箱は荒らされてたけど、上靴を持ち帰ってたからそんな被害はない
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