蘭蝶Ⅲ【完】
人がせっかく外してあげたのに…


ちょっとイラッてきたけど、今までずっと塞いでたわけだし…


ここは我慢することにした




千夏「てか何なのよ!早くこの手、ほどきなさいよ!」



今度は手ですか…


手を見ると、ロープで結ばれていた




総「これはしょうがないだろ?こうしなきゃ逃げるし」

桜「うん。これは仕方ないかな…?」




手を縛ってなかったらすぐにでも逃げてるだろうし



千夏「いいから早くほどきなさいよ!」


海斗「…ギャーギャーうるせぇ女…」



海斗がボソッと言った



確かに…


隣にいる蓮も、海斗の言葉にうなずいてるし
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