蘭蝶Ⅲ【完】
母「千夏?やってくれるわよね?」



有無を言わせない笑顔



千夏「…うん。分かった」



それから、お母さんに命令され、いろいろなことをした



桜へのいじめ

蓮への脅迫



そのほかにも、いろいろ…

最初は、こんなことしちゃダメ…

って思ってた

でも…

やってるうちに、どうでもよくなった


どうせ、あたしはお母さんのお人形


お母さんの言うとおりにしてればいい


あたしは、“いなくなる”ということが怖かったんだ…


たとえ、それが自分に暴力的な人でも


そして、あたしは一番やってはいけないことをしようとしたんだ―――



‐‐千夏side終わり‐‐
< 312 / 516 >

この作品をシェア

pagetop