蘭蝶Ⅲ【完】
蓮も、『しょうがない』という顔


桜「…千夏を呼んでくるね」

―――ガチャ


千夏「どーしたの?随分と騒がしかったけど…

…そのメイド服は?」

桜「あはは…とりあえず、どーぞ」



とりあえず、笑って誤魔化す



千夏「……どーしたの?コレ」



千夏は、すごく不思議そうな顔をする


そりゃあ、コスプレした人が魂飛ばしてたら変だよね



桜「うーんとね…?」


千夏に、この状況とコスプレの理由を説明する



千夏「あははっはっ!!」

蓮「…笑いすぎじゃねぇ?」

千夏「だって…あははははっ!」



うん…すっかり、数十分前のあたしと同じ状態だね


千夏「二人もよくやるよね…タバスコ水なんて」

蓮「千夏も飲むか?」

千夏「飲むわけないでしょ」

桜「…とりあえず、この人たちどーにかしない?」

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