蘭蝶Ⅲ【完】
桜「…よし!行こう!」


パンパンと頬を叩いて自分に渇を入れる



陸「あぁ。行くか」

桜「うん」



あたしが出発の合図を出すと、皆もそれに応える


それを確認して、あたしたちも出発した




―――――――――――――――




桜「…着いた」



バイクを止め、入口の前で深呼吸をする


出発前とは比べようがないくらい、今の空気はピリピリしてる


皆、緊張してるんだ


…ここからは、気は抜けない



陸「…まだ、高松組とかは来てないみたいだな」

桜「そうだね。

…それじゃあ、行こうか」



あたしたち幹部を先頭に、敷地に入る
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