蘭蝶Ⅲ【完】

千夏「…分かったわ。

そこまで言うなら下がってあげるぅ」


「ありがとうございます」



千夏はそう言うと…

あたしたちのところへ来た


これにはあたしたちも相手もびっくりした

でも、あたしたちはすぐに冷静になった


千夏のやることが分かったから



「…お嬢…？！」



相手は突然のことでそれしか言えてない



千夏「なぁに？

さがれって言ったから下がっただけなんだけど♪

桜たちのところへ」



この一言で全てを理解したらしい

あいつは千夏を鋭く睨んだ



「はは…やっぱお嬢が裏切り者か」



“やっぱ”

…ということは