恋のカケラ
「はぁ、危なかった。女の子のせてんだから
もうちょっと安全運転したら?
まぁ乗せてもらった事には感謝するけどさ」

「乗せてもらったくせにうるせぇなぁ。」

グチをこぼしながらも
とりあえずお礼を言う優。

電車がちょうどホームに来た。

優は電車に乗り込むと朝陽のほうを
向いていった。


「まぁ、ありがとねぇ、今日は・・・」

「おぉ、・・・密には内緒な?おこられっから。」

「ok!!!」


・・・そう言えばあたし、密にメアド聞いてなかったや。
朝陽しってるかな?

「ねぇ、朝陽。メアド知ってる?」

「は!?・・・あたりまえじゃん。」

何いってんだよ?こいつ。
自分のメアドくれぇしってるっつーの。
・・・ケンカ売ってんのか?

「じゃぁ、教えて!」

はい???マジで?俺、オレのメアドを、
こいつが・・・
・・・・・『ほしい』?

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