天使⇔悪魔
「…聞き飽きた?」
「そうだ、この話を聞いた人間は全員そう言うのでね。
それで、最後の言葉はそれだけですか?」
ギュッッ
私は思わず黒魔を抱き締めた。
「離せっ…!」
「離さないっ!」
「離せって言ってんだろ!!」
次の瞬間、左腕にとてつもない痛みが走った。
「――痛っ―」
「離さないと次は首を切るぞ。」
「…それでも、私は離さない!!」
涙が溢れてくる。
「……ぐすっ…私は…絶対に黒魔を裏切ら…ないっ!
だから…もう怖がらないで…。
大丈夫だから…。」
私は身体の震えが止まらなかった。
「だから私を…信じてっ…。」
「そうだ、この話を聞いた人間は全員そう言うのでね。
それで、最後の言葉はそれだけですか?」
ギュッッ
私は思わず黒魔を抱き締めた。
「離せっ…!」
「離さないっ!」
「離せって言ってんだろ!!」
次の瞬間、左腕にとてつもない痛みが走った。
「――痛っ―」
「離さないと次は首を切るぞ。」
「…それでも、私は離さない!!」
涙が溢れてくる。
「……ぐすっ…私は…絶対に黒魔を裏切ら…ないっ!
だから…もう怖がらないで…。
大丈夫だから…。」
私は身体の震えが止まらなかった。
「だから私を…信じてっ…。」