私だけのキミでいて・・・
へぇ~、後ろかあ。

って、ん?後ろ?沙耶って後ろだよね?!しかも隣空いてるのって・・もしかして沙耶だけ・・・??まじで?!ほんとに?!沙耶の隣来ちゃう系ー??

『初めまして~、俺ガク。よろしくな☆ガクって呼んでや。』

「は、はははじめまして!さ、沙耶です!よろしくなのです!」

『やだあ沙耶、ちょー噛んでるし~。』

『なにテンパってんだよ沙耶~。』

「テンパってないもん!」

いや、フツーにテンパるっしょ?こんなタイプくんが隣に来たんだよ?隣に!!

『へぇ~、沙耶ちゃんゆうん?』

「ぅ、うん。」

『改めてよろしく♪』

そう言ってガクは手を出してきた。ん?握手ですか///

「よ、よろしく///」

きゃ~♪やばいでしょ~☆これからの毎日が楽しくなりそう☆



~1時間目・数学~

『ね~沙耶ちゃん?』

「あ、沙耶でいいよ。」

だんだんガクと話すの慣れてきた。

『俺ね、今日来たばっかやん?』

「ん?そだね。」

『それでね、教科書?貸してくれへんかな?』

「あ!そうだったね、ハイ、どうぞ☆」

『沙耶の笑顔って可愛いなあ。』

「え///そんなことないよッ」

『そんなところが可愛い~☆』

「んもぅ。」



~2時間目・英語~

「ハイ、教科書でしょ?」

『沙耶気が利くね~』

「えへへ、まあね♪」

『沙耶がわろた~、可愛い~☆』

「ぜんぜん可愛くないよ~!」




~3時間目・理科~

「ぎゃっ、キモ。。。」

『え~どれ~?』


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