【密フェチSS】不健康な男(うすい腰篇)
今度は私のほうが面倒臭かった。
もうのんびりお喋りなんかしていられない。


さっき軽く吸われた唇はすでに熱をもっている。
喋れば喋るほど熱が冷めていくようで勿体ないとさえ感じた。

この男はきっとキスがうまい。
キスだけじゃない。

けど本人はあまり好きじゃないとか贅沢な奴だと思った。

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