部活動男子との恋を召し上がれ
ふ~ん。意外と真っ直ぐ。
卑怯な手を使ってくると思ったんだけど…。
「ねぇ、一回デートしてよ?」
腕に絡みついてくる藤波先輩。
まじでやめてほしい…。
奈々子だったらまじで嬉しいんだけど…。
「離れてくれませんか?」
「いや、っていったら?」
「無理矢理でも離させます」
当たり前だろ。なんでそんなこと聞くんだ。
「まぁまぁ。ねぇいいじゃん?デートくらい」
「…いやだっつってんだろ」
「え?」
やべ、素が…。