部活動男子との恋を召し上がれ




「わぁーったよ。素は奈々子の前だけ。…これ奈々子の特権な?」




「うんっ!」



そう安心そうに微笑んだ奈々子は可愛かった。



いや、いつも可愛いんだけど←



「でも、藤波先輩に…」



「あ、あの子は大丈夫だよ。あたしから釘付けしとく!」




奈々子、怖い…。




「奈々子も俺以外には積極的になんなよ?」



「おっけぃ!…滉だけの特権で!」




俺らはそう他愛もない話をして部活中なのに盛り上がっていた。




「東島さんと矢野君…何サボってるの?」




「あ、先生」



やっば、サボってるのばれた。




この先生にばれると…。




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