部活動男子との恋を召し上がれ

「ゆう、っき」



「…蘭」



「あの…さっきの…」




「あぁ、聞こえてた。俺も好きだ」




やっと気づいたこの気持ち。




お前から言ってくれなかったら俺、この気持ちに気付かぬままモヤモヤしてた。




すげぇ嬉しいよ。




「…裕樹？あたし…裕樹の彼女になれる？」




「あぁ、当たり前。てか、お前しかいらねーよ」




蘭、ありがとう。



ずっと野球ばっかだった俺に恋を教えてくれて。





今の俺の中では野球＜蘭だからな。




今の命は…彼女命？…ってのは言い過ぎで。




まぁ、野球も好きだけど…蘭も好きだ。



【野球部との恋を召し上がれ―END―】