部活動男子との恋を召し上がれ



「勝負あり。勝者、崎本選手」



よっしゃぁ!…ま、こんなもんか?



そして、網の外にいる唯がこっちを向いた。




「薫おめでとう!」



「ありがとう!」



俺はそれに応えた。



あ、やべぇ。



いつもの性格から…ちょっとずれた。




「外で待ってる!」



その次はさっきのを反省として笑顔で返すだけにしといた。




「先輩、お疲れ様です!」




「…あぁ、ありがとな」




一人の後輩、遠藤が話しかけてきた。



< 82 / 142 >

この作品をシェア

pagetop