怪談短編集


 紙切れが、落ちていた。


「一緒にかくれんぼしてくれてありがとう」

 あの男の子は…

 まさか、ね。

 私は、帰路に着いた。公園をでたとき、はっきりと聞こえた。


「また、遊んでね」


 あの男の子の声が。



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