怪談短編集
「エイダン、ジャスティン!!何度言ったらわかるんだ!?幼い頃に妹と生き別れた、悲しい老人の大叔母さんに悪戯しようなんて!!」
大叔母さんに呼び出された父さんが、事情を聴いて怒鳴る。
悪戯に入るのかな。
「違うよ、父さん。僕らはね…「言い訳など聞きたくないわ!!」
おっかないなぁ。
「お前らには、ほとほと呆れた!」
父さんが、怒りで顔を真っ赤にして。
脳の血管が、ブチ、なんてならないようにね。
「これまでは、何の罰も与えてこなかったな。だから、お前たちは懲りずに悪戯をする、そうだろ!?」