怪談短編集
だーかーらー、悪戯じゃないんだってば。
「今回は、お前たちに罰を与える。…そうだな、大叔母さんの手伝いでもしなさい」
嘘だろ!?
「何をすれば、いいの?」
ジャスティンが、身を硬くしながら。
「明日、ここに来ること。何をするかは、そのとき大叔母さんに聞きなさい」
あ、明日!?
「叔母さん、明日、この二人が手伝いに来ますから。キツイ労働を命じてやってください」
父さんは、大声で言い、僕らを引きずるようにして門をくぐった。