みっくすじゅーす。~甘い恋をしよう
「ごめん、土日空いてなくてさ。じゃ」
「...」
湊の教室に行くと即拒否られた
マジかよ、即拒否かよ
「ぁ!じゃ、電話番号とかだけ教えて?」
「んー...分かった」
粘る俺に諦めた湊はケータイを出して赤外線で送った
ぶつかるケータイが俺らだったらいいのに、とか変なことを考えてしまった
「よしっ、コレで毎日電話できる」
「毎日とかウザイから絶対しないでよ」
それだけ言って勢いよくドアを閉めた
それで俺の鼻にドアが思いっきり当たった
「いってぇ...けど幸せ」
鼻血を出しながら大の字で俺は壁を見上げた