覚醒彼女~君と生きたい~
「そうかい…。
今日は、ここで泊まりな。
なに、心配しなくても何かを要求したりしないよ!ゆっくり身体休めなきゃ、明日、いけないだろう??」


「え、え、でも…。
ご迷惑…」


「大丈夫!迷惑なんかじゃないからさ!!」


マナさんは、
愉快に笑いながら部屋を
用意すると言いながら、
出ていった。


僕たちは、座ったままで
しばらくア然としていた。


半ば強引に決まったことだけど、ちょうどいい。


ゆっくり休むのも大事だ。


「ノア、よかったね。」


僕がそう耳打ちすると
ノアは笑って首を振った。


その笑顔に僕は癒される。


心の中が熱を帯びる。


やっぱり、
僕はノアの笑顔が好きだ。


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