ひまわり
宏太side

(え~と、何が起こっている?)

同じクラスの片倉に呼び出されて、校舎裏。
「宏太君、あのね」
「ん?何?」
早く言えよ。
腹減ってるんだけど。
「あのね‥
その‥」
「?」
「好きなの宏太君のこと ‥。」
沈黙が続く。沈黙を破ったのは宏太だった。
「ごめん。片倉とは付き合えない」
「そうだよね‥」
タ、タ、タ、
片倉は泣きながら走っていった。
「ハー」
俺はその場に座り込んだ告白とか疲れる。

「帰ろ。」
俺はその場所から立ち去った。
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