プリンセスの特別な事情


「・・・莉子親衛隊・・・みたいな?」


「そう、そんな感じ…」


そう溜息を洩らす莉子。


これ、下手したらストーカーになりかねないだろ…って感じののぞき方だね。


1日で親衛隊ができるほど莉子は人気がある。


高校でもそうだったけど、莉子は小さくてかわいいしちょっと高飛車だけど子供っぽいところもあってモテる。


でも、ラブレターじゃなくファンレターってことろが若干怖い。


これは私が守っていくかそれか誰か男が必要かもしれない。



そう言えば、トムさんはどこに居るんだろう。


そう思いキョロキョロしていると莉子が不思議そうに聞いてきた。



「実は…」


そうやってさっき起こったことを莉子に話した。


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