プリンセスの特別な事情
ちょうど食べ終わる頃に莉子の意識は覚醒してきたらしく、ちゃんと会話が出来るレベルにまで達していた。
「集合は2時だから、それまでにやるよ」
そう言った莉子だけど時間はまだ9時。
こんなに早くすることがあるんだろうか。
そう持っていると莉子は私の考えを読んだのか、私にデコピンしてきた。
「あるに決まってるでしょ!真紘、まずシャワー浴びてきな」
そうせかされて私は急いでお風呂場に向かった。
うーん、何するんだろ…やっぱり疑問だ。