笑って泣いて笑って



「こんにちはー。」


挨拶しつつ休憩室に入ると先輩の浜田(ハマダ)さんがいた。


「あれ?倖芭ちゃんシフトはいってたっけ?」


「いえ、店長に頼まれたんですよ。」


「あー…そうか。1人辞めたからか。 」


私が苦笑いをすると浜田先輩はハハッと笑った。


「まぁ頑張ってよ、倖芭ちゃん。」


「はい。」


「よしよし、いい子だ!じゃ!俺はもう行くからー。」


浜田さんはそう言って厨房に行った。


「私もすぐいきます!」


私も素早く着替えた。


「さぁ!頑張るぞ!」


私は気合を入れ、ホールに入った。


< 10 / 17 >

この作品をシェア

pagetop