笑って泣いて笑って



「ねぇねぇ、倖芭ちゃん!」


「何ですか?美里先輩。」


話しかけて来たのは一個上の


白藤美里(シラフジ ミサト)。


肌が真っ白で女の子!!って感じ。


「さっき倖芭ちゃんが接客してた席の子可愛くない?!」


「…そう、ですね。」


でも少しミーハーかな。


「一人は可愛いくて、もう一人はかっこいい!!」


まぁいい人だけどねー。


「何歳なのかなー??」


「高1ですよ。」


「え?なんで倖芭ちゃん知ってるの?」


美里先輩は大きな目をさらに大きくした。


「高校が一緒なんですよ。クラスは違いますけど。」


「ほんとに?!名前はなんて言うの?!」


< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop