笑って泣いて笑って
「ねぇねぇ、倖芭ちゃん!」
「何ですか?美里先輩。」
話しかけて来たのは一個上の
白藤美里(シラフジ ミサト)。
肌が真っ白で女の子!!って感じ。
「さっき倖芭ちゃんが接客してた席の子可愛くない?!」
「…そう、ですね。」
でも少しミーハーかな。
「一人は可愛いくて、もう一人はかっこいい!!」
まぁいい人だけどねー。
「何歳なのかなー??」
「高1ですよ。」
「え?なんで倖芭ちゃん知ってるの?」
美里先輩は大きな目をさらに大きくした。
「高校が一緒なんですよ。クラスは違いますけど。」
「ほんとに?!名前はなんて言うの?!」