笑って泣いて笑って
(タヌキさんはサッカー部。タヌキさんはサッカーをしているときは真面目な顔をする。タヌキさんはサッカー部。タヌキさんはサッカーをしているときは真面目な顔をする。)
頭の中で繰り返されるタヌキさん情報。
(…なんで?)
自分でもその理由が分からなかった。
♪~♪♪~♪
首をかしげていると携帯がなった。
(電話だ。誰だろう。)
画面を見ているとそこには『店長』と書いてあった。
私は喫茶店でバイトをしている。
けど今日はシフト入ってないはず。
(なにかあったのかな?)
そう思いつつ私は電話にでた。
「もしもし。」
『あ、もしもし?倖芭ちゃーん!お願い!今日バイト出てくんない?』
「いいですよ?どうかしたんですか?」
『いやー、1人バイト辞めちゃってさー。人手が足りないのよ。』
「分かりました。今からいきますね。」
『本当にありがとう!!よろしくね!』
「はい、分かりました。」
『じゃ!』
(すごく早口だったな…店長。電話切るのも早かった。急いでたのかな?)
私はそう思いながら携帯を鞄の中にしまった。