時を越えて
"飛鳥様!!"

"琥珀お主は逃げろ!
こ奴にお主をやるぐらいならわしが死んだ方がましだ!"



これって…。


"お主いい度胸をしておるの
よかろう、私が殺してやろう"


"やめて!
飛鳥様おやめ下さい!
貴方様が死んだら私はどうしたらいいのですか…
貴方様が死ぬのならば私も一緒に!"


"なりません
貴方は村を守るのです
これを"


"これは?"


"これはわしの力が全部封じ込めた石じゃ
だから今わしには力はない
ただの人間じゃ
これを肌身離さず持っておれ"


"何を二人でこそこそしている!"


"琥珀行くのじゃ!"



そう言うと石が光だし琥珀をその光が包んだ。


"この光でお主は村まで帰れる
わしの分まで村を守るのじゃ"



"飛鳥様ー!!"

そう言い終わると琥珀は姿をけしたのだ。





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