時を越えて
「んぅ…
ここ何処だろう?」



私は一生懸命記憶をたどった。


「…そうだ私鬼水に変な技かけられて…」



「目が覚めたようだな」



「っ…烈火」



私は烈火を睨みつけた。


「私をこんなところにに連れて来て何をする気!」



「そう睨むな
俺は琥珀を嫁にし俺のものにしたいだけだ」



「嫁って!
誰があんたみたいなやつの嫁になるものですか!」



「これを見てもまだ言えるか?
鬼水」




「は~い」



嘘…



そこにいたのは今にも死にそうな凌平だった。



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